Educational Objectives
刈谷病院看護部教育目標
看護ケアサービスの質の向上を目的として、
質の高い看護実践のできる精神科看護師の育成を目指します。
- 専門職業人としての倫理観を養い、患者・家族の人権及び自己決定権を尊重した看護実践ができる看護職員を育成する。
- 専門職業人としての知識・技術を養い、エビデンスに基づいた安全な看護が提供できる看護職員を育成する。
- ストレングスモデルに基づき、患者が夢や希望を持ち主体的に生きていけるよう、リカバリーを目指す看護実践ができる看護職員を育成する。
- チーム医療の要として、多職種連携を推進できる看護職員を育成する。
Educational System
刈谷病院看護部の教育体制
クリニカルラダー
クリニカルラダー教育システム
刈谷病院では、看護師として専門知識や技術を段階的に身につけられるよう人材育成目的にて、クリニカルラダーを導入しています
クリニカルラダーは、キャリア開発の重要なツールであり、看護師の能力開発・評価のシステムの1つです。
看護職員院内研修には、クリニカルラダー段階に応じた内容が組み込まれており、学習を効率的に行うことができます。
また、部署の看護科長との面接により個々の課題が明確になり、各ラダーの到達目標を目指して学習を深めることができます。
ラダーの概念図
レベル1
基本的な看護手順に従い、必要に応じ助言を得て看護を実践する
レベル2
基本的な看護計画に基づき、自立して看護を実践する
レベル3
ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する
レベル4
幅広い視野で予測的判断を持ち看護を実践する
レベル5
より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な、手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する
※当院のクリニカルラダーは、日本精神科看護協会の「精神科看護職のクリニカルラダー」を採用しています。
４つの臨床実践能力
- 看護実践能力
- 組織的役割遂行能力
- 自己教育
- 社会人基礎力
＊クリニカルラダー教育プログラム
＊レベルに応じた研修が段階的に組まれています。
＊院外研修： 刈谷病院では、専門的知識・技術の取得を目的に日本看護協会・日本精神科看護協会・日本精神医学会及びその他の研修に積極的に参加しています
e-ラーニング（学習サポート）の導入
令和２年度より導入しました。
『e-ラーニング』は講義映像を年間で系統的に配信するものです。パソコンとインターネット環境（スマホでも可）を準備するだけで、
いつでもどこでも著名な講師による研修を効率よく実施することができます。
